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先日、中札内村のハーモニーホールにて、FAZIOLIというイタリア製のピアノでリサイタルを行いました。北海道の文化施設の中で唯一、FAZIOLI製のピアノが入ったホールです。多くの国際コンクールなどでもスタンウェイ、ヤマハ、カワイと共に公式ピアノとして使用されています。私自身、アメリカにいたときに触れる機会のなかった楽器に触れて、ワクワクした時間を過ごすことができました。

深いタッチの中でも微妙に変化し応えてくれる音色の幅の広さ、また楽器の繊細さに驚きました。しっかり思い描いたタッチで弾くと、楽器が体と一体になったように答えてくれて、とても幸せな時間を過ごすことができました。楽器から出てくる音は、深みや繊細さがありつつも、常にFAZIOLI特有の明るさを含んでおり、いつまでも聞いていたい音だと感じました。


非常事態宣言の中、演奏会を可能にしてくださった中札内村の皆様、コンサートを開催するにあたり、支えてくださった方々に深くお礼申し上げます!

先日、「デザインや 私の机」を経営している中学校時代の友人にお願いして、新たに名刺を新調しました。

私の机 -アートセラピーとデザインの店-

https://tsukue-yuko.com/

アートセラピーは初めての体験でしたが、菅野さんとのセッションを通して、絵を描いていくことで、今自分が目標を実現するうえで、困難に感じていること、これから具体的にどのようになっていきたいのか、ということが明確になってきて、目が覚める思いでした。名刺は、菅野さんが、私がうまく言語化できなかった思いまで汲み取ってくださり、洗練された中にもオリジナリティのあるデザインに仕上げてくださいました。セッションをもとに、菅野さんが提案してくださった3つのデザインは、それぞれのデザインに、アートセラピーを通じて明らかになった明確なコンセプトがあり、自分の思いをデザインするとこんな感じになるのか、と感動しました。

自分の思いに気づかせてくれた菅野さんに心から感謝申し上げます。どうもありがとうございました!


今年も各種子供ピアノコンクールにチャレンジしている生徒さんたちが教室にはいます。これから8月前半に向けて本選が始まりますが、目標に向かってコンクールをうまく活用してほしいなーと思っています。

去年から始まった動画提出型のオーディションにも、数名の生徒さんがチャレンジしました。ベストな演奏を2曲連続して出すことは、簡単なことではありませんが、録画することで学べることがたくさんあったのではないかと思います。

私自身、コンクールは小学校1年生からつい最近まで受験し続けてきました。国際コンクールだけでも30くらい受けてきたと思います。結果に振り回されすぎると、音楽を楽しめなくなってしまったり、本質的なことを忘れがちになることもあると感じました。良い点数をつけてもらえた、入賞した、という結果も気になりますが、去年の自分と比べて上達したか、頑張れたか、という視点で考えて、頑張り切った自分をほめるきっかけにしてほしいなーと感じています。

もし自分に合ったイベントがあれば、たまには活用して、ピアノ上達のきっかけにしていと思います。

(もちろん、普段のレッスンに全力投球でピアノを楽しむ、というのもよいと思います!!)





2月に行われた教室の発表会についての記事が、夢創館さんのご厚意で、島松仲町の町内会だよりに掲載されました。去年より皆様上達されていたとのこと、コメントを頂けて私も嬉しいです!

感情が豊かであることは幸せに生きるために必要不可欠なことだと思っているので、音楽を通して幅を広げていけたらいいなーと日々思っています。

明日はいよいよ3回目となる教室の発表会です。安全面を考慮し、今年は一般非公開となりますが、コロナ禍でも全員が、目標をもって取り組んできた成果を発表するのを楽しみにしています!今年は14名の生徒さんが出演します。皆さんベストの演奏が発揮できますように!

昨年はコロナ禍で、ピアノコンクールは軒並みオンライン開催、コンサートはほとんど中止になり、大変な年にないました。ですが、そんな中、生徒さん全員が目標を持ち続けて教室に通い続けてくれました。積極的にオンラインのコンクールに挑戦したり、普段の教本をいつも以上に頑張っていて、皆さんの気持ちに私もたくさんエネルギーをもらいました。

新年は2月に第3回目となる教室発表会を夢創館にて予定しております。2021年も音楽の世界を皆さんと探求できることを心より楽しみにしております!

9月6日(日)13:00から、札幌コンセルヴァトワールカノンホールにて、「3歳からのピアノデュオコンサート」を行います。オンラインでも同時配信予定です。


こちらは、以前恵庭にも教えに来ていただいていた、北濱佑麻先生と、3歳から楽しめる短めのピアノ連弾曲を、絵本や仮装と合わせて楽しんで聞いていただこうと思って開催することにしました。

近くなりましたら、こちらのブログにも当日のYoutubeリンクを掲載します。自宅から、是非気軽に音楽を楽しんでみてください!

コロナが猛威を振るう中、今年の演奏会は軒並みキャンセル、コンクールもオンラインが主流でしたが、明日、8月31日(日)岩見沢市まなみーるにて、久しぶりの本番があります!岩見沢は小学2年生まで住んでいた所で、この度、小さい時からお世話になった木村真由美先生からお声がけいただきました。私はスクリャービンの幻想曲を弾く予定です!

本番に向けて練習することで、目標を持つことの大切さを身にしみて感じています。他のピアニストたちの演奏も、とても楽しみです!


夏のコンクールが終わり、ひと段落しました。コロナの影響で、今年は動画を提出するコンクールがメインでしたが、挑戦した生徒さんは、やり遂げることで、ピアニストとしても、人としても、大きく成長できたのではないかと思います!


最近考えていることですが、音楽ってなんでしょう?私にとって、音楽は、コミュニケーションだと思っています。様々な気持ちを音にして、相手に伝えるということだと思います。


ソーシャルディスタンスが叫ばれて、コミュニケーションが取りづらい今だからこそ、必要ものものではないかとも感じます。


音楽に乗せて、様々な気持ちを伝えられるように、そして心が豊かになりますように。そんな思いで日々レッスンしています!

Burganger先生のお話に続いて、Dr. Frank Heneghan先生の思い出話です。


Heneghan先生は、アイルランド人の先生で、ヨーロッパピアノ指導者協会の元会長です。私が出会ったとき、80歳を超えていた先生は、世界中をコンクールの審査やレッスンで飛び回っていました。


そんな先生に、何度か集中特別レッスンを受講しに、先生がしばしば滞在していたニューオーリンズに足を運びました。


何度も言われた言葉の一つが、



"You are just as perfect as you are. Do not do anything special."

「あなたは今のままで完璧なのだから、何も特別なことはしなくてよい」



ということでした。

ピアノを弾くという行為において、体の状態は自然であるべきだというのです。

そして、今でも常に意識している言葉は、



"Put your fingers where they need to be"

「指は、あるべき場所にあればよい」



です。

ただ音を出すために、余計なエネルギーを使いすぎていたと実感した一言でした。



私が留学中お世話になった先生の一人に、Judith Burganger先生がいます。

私の修士課程の時のピアノの先生で、アメリカ人初となるミュンヘン国際コンクール優勝、ジュネーヴ国際コンクール入賞、クリーヴランドやシカゴ交響楽団との共演など輝かしい実績を持つおばあちゃんの先生です。

先生自身、ピアノは、才能ある生徒には、先生がより細かく教えなければならないという信条のもと、毎週2,3回、2時間ほどのレッスンしていただきました。


そんな先生の言葉の一つ、


「自分が存在することに対して、申し訳なく思ってはいけない」


は私の考え方を変えた言葉の一つです。


「ステージ上では、音楽で表現することを申し訳なく思わない、むしろ、これが自分だというものを出し切りなさい。あなたは謙虚さが美徳とされる日本人女性だけれど、普段の生活でも胸を張って生きなさい。」


自分で自分の存在を肯定するという考え方は、相手の存在を認めることにもつながるのではないかと、帰国して改めて思います。



バーゲンガー先生とクリーヴランド交響楽団

シュトラウス ブルレスケ