プロフィール

音楽の楽しさを身近に感じていただきたいという思いで、演奏・教育活動を行っております。



演奏活動

バロックから現代曲まで幅広く演奏するとともに、ジャズの影響を受けたクラシック作品や、ソ連やポーランドなど20世紀の社会主義国家の隠れた作品を研究、演奏することをライフワークとしています。子供のためのコンサート、歌曲の伴奏などにも力を入れております。2023年よりオトノツバサ企画を立ち上げ、多くの方に暮らし行く音楽に親しんでいただけるよう、活動中です。


教育活動

音楽を通して表現する楽しさを感じていただきたいです。心技体が一つとなった奏法で表現できることの喜びを、皆様と共有できたらと考えています。音楽が一生の友達となり、楽しみながら続けられるような方が一人でも増えることを願っております。

徳田貴子 プロフィール


学歴

北海道北広島高校卒業後渡米

シンシナティ音楽院ピアノ専攻 卒業

フロリダアトランティック大学大学院修士課程 修了

マイアミ大学大学院フロスト音楽学校博士課程 修了(音楽博士)

すべての学校において学費全額免除、また両大学院ではティーチングアシスタントを務める


入賞実績

MTNAピアノコンクール(米国フロリダ州) 準優勝

オディッシアード国際コンクール(米国コロラド州) 優勝

札幌新人音楽会 札幌市民芸術祭 大賞

道銀芸術文化奨励賞


音楽祭

ピアナーレ(ドイツ)、シャタークワ音楽祭、ニューオーリンズピアノ講習会などに参加


師事した先生

アメリカではケヴィン・ケナー(1990年ショパン国際コンクール最高位)、ジュディス・バーゲンガー(1965年ミュンヘン国際コンクール優勝)、ユージン・プリドノフ、エリザベス・プリノドフ、ショーン・デュガン、日本では木村真由美、札幌コンセルヴァトワールにて宮澤功行、宮澤陽子各氏に師事

脱力奏法をフランク・ヒーナハンに師事

リチャード・グッド、レベッカ・ペニース、海老彰子、オルガ・ケルン氏などのマスタークラスを受講

声楽伴奏法をダナ・ローウィー、カレン・レヴィーンなどに師事


ピアノ指導歴

札幌コンセルヴァトワール

札幌大谷大学短期大学部

北海道恵庭市にてピアノ教室を開業

これまでに70名以上にピアノ指導を行う


所属団体

日本アレンスキー協会

北海道ポーランド文化協会

NPO法人北海道国際音楽交流協会(ハイメス)

日本音楽表現学会

PTNA(一般社団法人全日本ピアノ指導者協会)指導会員


演奏会用プロフィール


 北海道恵庭市出身。札幌コンセルヴァトワールにて研鑽を積む。北海道北広島高校卒業後渡米、特別奨学生としてシンシナティ音楽院卒業、フロリダアトランティック大学大学院芸術修士課程、マイアミ大学大学院フロスト音楽学校音楽博士課程修了。両大学院において学費全額免除、ティーチングアシスタントシップを受ける。博士課程ではグラジナ・バツェビチの未発表曲について、ケヴィン・ケナー氏監修のもと博士論文を執筆し、未発表曲ピアノソナタ第1番を含めたCD録音を行う。

 シャタークワ音楽祭等に奨学金を得て参加。また、シンシナティ音楽院協奏曲コンクール、Odyssiad国際コンクールで優勝、MTNAコンクール入賞、シャタークワ国際コンクールファイナリスト。Odyssiad音楽祭にゲストアーティスト、審査員として特別招待される。シンシナティ大学交響楽団と共演の他、ニューヨーク州立大学コンサートシリーズ、オハイオ州シンシナティチャレンジパフォーマンスシリーズ、マイアミスタンウェイギャラリー、カレイドスコープコンサートシリーズ等、全米多数のコンサートシリーズに出演。室内楽ピアニストとしてマイアミ大学フロストオペラシアターやアメリカンヒスパニックリリックオペラ劇場等で専属伴奏を務める。フロストオペラシアターでのコンサートにおいては、地元紙より、「繊細さ、力強さを備えたエレガントなスタイルで魔法のような演奏」と評される。

 2015年より地元恵庭市にて演奏活動を開始し、小学校訪問コンサートや公民館での演奏会など地域に根ざした演奏活動を行う。これまでに木村真由美、宮澤功行、宮澤陽子氏、アメリカでは、ジュディス・バーゲンガー、ケヴィン・ケナー氏等に師事する。また、脱力奏法をフランク・ヒーナハン、レベッカ・ペニース氏に師事する。米国やドイツの各マスタークラスにおいて、リチャード・グッド、オルガ・ケルンや海老彰子氏等に指導を受ける。また、歌曲伴奏法をダナ・ローウィー、カレン・レビーン氏等に師事したほか、ケビン・ショートやマルゴ・ギャレット氏のコーチングを受ける。

 2016年、博士課程修了に伴い完全帰国。平成30年札幌市新人音楽会出演、また札幌市民芸術祭大賞受賞。2020年度道銀芸術文化奨励賞を受賞。キタラアーティストサポートプログラムによるデュオリサイタル、札幌市役所ロビーコンサート、JRタワーそらのコンサートなどに出演。2017年より札幌、恵庭市にて毎年ソロリサイタルを行う。2022年札幌交響楽団とラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番を共演。札幌コンセルヴァトワール専任講師、札幌大谷短期大学非常勤講師などを経て、長野県長野市三輪にてピアノ教室を主宰。北海道ポーランド文化協会、日本アレンスキー協会、NPO法人北海道国際音楽交流協会(ハイメス)、全日本ピアノ指導者協会(PTNA)指導会員。

徳田貴子公式ホームページURL https://www.takakotokuda.com/

研究業績

研究業績

1.Takako Tokuda, Relevancy of Freemasonry in Mozart’s Works, (2011).

フロリダアトランティック大学大学院 修士号(MA)学位申請論文 単著 (未公刊)

モーツァルトがフリーメーソンにどのように加入したのか、また当時のフリーメーソンの置かれた背景を調べることにより、その思想がモーツァルトの作品にどのように影響を与えたのかを探る。


2.Takako Tokuda, Grażyna Bacewicz and Socail Realism; A Stylistic Comparison of Piano Sonata Nos.1 and 2, (2016).

マイアミ大学大学院フロスト音楽学校 博士号(DMA)学位申請論文 単著 

University of Miami, Scholarly Repository(マイアミ大学機関リポジトリ)

https://scholarship.miami.edu/esploro/outputs/991031447469102976

20世紀のポーランドを代表する女流作曲家、グラジナ・バツェビチのピアノ代表曲、ピアノ・ソナタ第2番が、ポーランド共産党をはじめとした社会主義を反映した政治的背景の中で、どのような意図を以て作曲されたのかということを、未発表のピアノ・ソナタ第1番と比較することで探る。また、添付資料として、論文に即した解釈を用いた演奏CDを作成する。


演奏会歴(抜粋)

①シンシナティ大学交響楽団定期公演

2010年12月 ショパンの協奏曲第1番を共演

②ジョイントコンサート 

2015年6月 浅沼恵輔氏とのジョイントリサイタル

③オディッシアード国際ピアノコンクール&フェスティバル

2015年7月 Hsing-ay Hsu氏とのジョイントリサイタル

④木古内町文化祭ゲスト演奏

2016年10月 文化祭でのソロリサイタル

⑤ピアノデュオコンサート

2017年8月 恵庭市主催文化事業、浅沼恵輔氏とのピアノ連弾、ソロ演奏

⑥Kitaraアーティストサポートプログラム公演 

2019年1月 北濱佑麻氏とデュオコンサート

⑦札幌新人音楽会

2018年11月 ソロ出演

⑧PTNAピアノコンペティション本選課題曲講座

2018年7月 模範演奏、解説

⑨PTNAピアノコンペティション本選課題曲講座

2019年6月 模範演奏、解説

⑩北海道銀行主催道銀ライラックコンサート

2022年5月 ラフマニノフピアノ協奏曲第2番を札幌交響楽団と演奏


コンクール歴

①シャタークワ国際コンクール

2010年8月 ファイナリスト

②ニューオーリンズピアノインスティテューションコンクール

2011年8月 3位入賞

③サンノゼ国際コンクール

2014年7月 セミファイナリスト

④オディッシアード国際コンクール

2014年7月 優勝

⑤リスト・ギャリットソン国際コンクール

2015年10月 セミファイナリスト

⑥札幌市民芸術祭 新人音楽会

2018年11月 大賞受賞


音楽祭参加歴

①シャタークワ音楽祭

2010年7〜8月 ニューヨーク州シャタークワ

②ニューオーリンズピアノインスティテューション

2011年7月 ルイジアナ州ニューオーリンズ

③レベッカペニースピアノフェスティバル

2013年7月 フロリダ州タンパ

④オディッシアード音楽祭

2014年7月 コロラド州フォートコリンズ

⑤ピアナーレ

2015年7〜8月 ドイツ、シュリッツ