アメリカ音楽留学ー音楽博士になるためには
前回、博士課程に行くメリットとして、
「先生がいなくてもある程度曲を完成させられるようになり、自信を持って相手に音楽を伝えられる」ことができるようになるよ、というお話をしました。今週は、具体的にどのようなことをすると博士になれるのか、書いていきます。(2016年のマイアミ大学における情報です。大学、年度によってプログラムは変わるので、最新の情報は大学ホームページで確認してください)
私が卒業した2016年当時は、博士課程の授業単位取得に加えて、
①音楽史、楽典の総合試験
②博士論文執筆
③3年間で違うプログラムでの3回のリサイタル
が、DMA(Doctor of Musical Arts)、即ち音楽博士のピアノ専攻を修了するために求められることでした。
「音楽について歴史的にも論理的にも語れて、なおかつその知識をもとに新しい楽曲を研究して文章を書き、そして曲も弾けるようになりなさい」
という感じです。ただピアノが弾けるだけではいけないよ、ということですね。次回は、①音楽史、楽典の試験についてもう少しお話ししたいと思います。
アメリカの大学はたいていのキャンパスに、スターバックスなどカフェが入っています。カフェインを摂りながらパソコンに向かう学生があちこちにいます。私も10年間のアメリカ留学を経て、コーヒー大好き人間に変身しました笑
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