ピアノの弾き方にこだわる
私は体の使い方、指や手首の使い方にはかなり注意して普段から練習しています。それはレッスンの時も同じです。ある時インターナショナルスクールに臨時講師としてグループピアノクラスへ行った時も、「いかに効率よく楽に弾くか」ということを気づいたら全員に話していました。
私が弾き方にこだわるのにはいくつか理由があります。
大学で、人生はじめて毎日6-8時間ピアノを練習するという生活の中で、徐々に腕の痛みを感じるようになっていました。当時の恩師にそのことを相談し、言われた言葉が
"You should never be in pain when you play the piano!"
「ピアノ弾いているときは絶対に体が痛くなるようなことがあってないけないよ!」
というものでした。それ以来、自分がいかに体に気を使って練習していなかったのかということに気づかされました。
また、大学時代、ピアノが原因で腱鞘炎になりピアノを弾くことをやめてしまった友人がいました。私の親友で今でも連絡を取り合っているのですが、彼女は本当に才能豊かなピアニストでした。
残念なことに、私の友人のように音楽的な才能があるにも関わらず、身体的な問題からピアノを夢半ばやめていしまう方が何人かおりました。
そのような人を一人でも減らし、ピアノを弾くということを多くの方に心から楽しんで頂きたい!
私の心からの願いです。
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